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• イギリス在住12年 • フードスタイリスト リンクフリーです。 お返事が遅れることがよくあります。気長にお待ちください。 →ブログランキング 写真や記事の無断使用は固くお断りします。 copyright all content ©2007-10 kitsch-en ブログパーツ
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さて、旅行から帰ってきてもう随分経つのですが、まず帰ってきて作ったのがイギリス飯ではなくイタリア料理。ブログを通じて、随分前からいつも素敵な写真を拝見していたtaekoさんの本を、日本帰国の際に購入して参りました。 上の写真は「うちの食卓」にも紹介されているかぼちゃのパン(pane di zucca)。 スーパーに立ち寄った際、かぼちゃを見掛けてなぜか買ってきたものの、急に出張が入ってしまって、情けなく一週間くらい放置したままでした。出張旅行の電車のお伴に本を持って行って、見つけたかぼちゃのレシピ、試さない訳には行きません。 レーズンを入れても美味しい、とあったので食料品の棚をごそごそ探して結局見つかったのはカランツだったのですが、カランツも相性がとっても良かったです。しかも、このパン、もしパン屋さんに売っていたら常連なみに通いつめてしまいそうな美味しさで、もうかれこれ何年も食べていなかったヌッテラの消費量の早さと言ったら驚きです!主人とふたりで食べて翌日まで残るはずが無く、また作りたい病になっています 笑 そしてこちらは一見タレアテッレのように見えるのですが、本でも目を引かれてやまない(そして挑戦した人も多いらしい)ラザニアの変形版です。ミルフィーユのようなラザニアと聞いて、味を想像しながらやまず、2日間調理実習に取り組んでみました。ラザニアはお腹にたまるイメージがあるものの、本に書かれているように本当に軽いです。 ベシャメッラソースの量が少なめになってしまい(これは自分のミス)、ラザニアの写真も撮ったもの、素敵な写真とは言い難かったのでお蔵入り 笑。少々冷めてから、このラザニアを細く切ったらタレアテッレのように変身しました。普段家庭料理だとあまり洒落た事はしないのですが、こうやってみるとレストランの料理のようで、またひと味違った趣きです。 「うちの食卓」にも他にも沢山作ってみたい料理があるのですが、またの機会を楽しみにしている所です。普段私もイタリア料理を作る時には、マーチェラ・ハサン(Marchella Hazan)の本を参考にする事が多いのですが、この本は特に英国の料理研究家さんたちにも愛用されていて、ナイジェラ、ヒュー、ジェイミー、その他もろもろのシェフたちもこぞって彼らの参考文献に使っているのを目にします(とはいえ、個人的にはtaekoさんの生パスタの配分量の方が私は好きです)。 余談ですが、タレアテッレ(tagliatelle)の英語読みについては、突っ込みどころがあるイギリスです。この国では「タレアテッレ」ではなく「タグリアテール」と読みます(ちなみに「タグリアテッレ」と呼ぶ人もいます←コメントのご指摘より)。以前みらさんのブログの投稿を笑いながら見ていた覚えがあるのですが、イギリス人にいくら訂正しようとしても、聞いちゃくれません。 私も仕事柄食品関係の工場の方だとか、商品開発の方などにお会いする事もあるのですが、ほぼ全般で「タグリアテール」と呼んでいるので、いつも「いや、イタリアではね、、、」と振ってみるのですが、日本人の私に言われた所でどうだという感じで、結局相手にしてもらえません 笑。イギリスに居るイタリア人の人たちも「しょうがないなあ」と思っているのでしょうかね^^;
by kitsch-en
| 2009-06-11 22:04
| 料理
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