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• イギリス在住12年 • フードスタイリスト リンクフリーです。 お返事が遅れることがよくあります。気長にお待ちください。 →ブログランキング 写真や記事の無断使用は固くお断りします。 copyright all content ©2007-10 kitsch-en ブログパーツ
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魚屋さんにいくと、時々日本ではみたことのない変わった魚が店頭に並んでいる事があります。ウエスト・インディーズの地域の魚屋さんだと時々トロピカルな綺麗な魚がいたり、この上の写真のティラピアも近年どこでも見かけるようになってきたものです。 ティラピアは非常に強い種の魚なので、特にアメリカでは消費量が多いとの事。タイや他の東南アジア各国でも食べる機会も多いようで、イギリスでも最近養殖が始まったとの事です。日本でも釣りをなされる方には身近なようですが、正直日本の場合はあまり綺麗でない川や温泉地の近くに繁殖する事も多いようで、あまり「鯛」並の扱いはされない様子。 そしてティラピア、味が鯛に似ているのですが、日本ではこのティラピアが回転すしのネタとして「鯛」扱いにしていたこともある様子(もしかしたら今でもその可能性もあるかもしれませんが)。厳密に学名でいうと「鯛」の家族とははまた別種に属すのですが、日本名が「イズミダイ」か「チカダイ」とのこと。その為「タイ」という呼び方をうまく使って、敢えて回転寿しでは安いティラピアを使っている(いた?)らしいです。 でも上の写真をみてもらっても分かるように、結構似ていますよね。鯛に比べてもうちょっと歯ごたえがありますが、言われなければ分からないくらいだと思います。たまたま頂いたこちらの魚はヨークシャーで養殖されているもので、その日に捌いて食べたので美味しかったです。 せっかくだから骨もきちんと使って出汁でもとろう、と頭と他の部分の骨などを集めて、翌日は焼き魚を上にのせてそばにしてみました。値段が高い魚の方が高級感のおかげで余計に美味しく感じるかもしれませんが、正直秋刀魚でも鯖でも、鮮度が高ければ美味しいのは確かな事なので、こちらの魚は楽しんで食べました。結構骨太な魚なので、出汁もしっかりとれましたが、骨格がしっかりしすぎで捌くのが難しかったです。魚屋さんで頼んだ方が無難かな? と、そばだのお寿司だのの写真をアップしている現在、まだワルシャワにいるのですが、正直スタジオに入るケータリングの料理が肉肉肉と肉続きで、しかも野菜が乏しく私の食生活に全くあわずに苦労しています。口内炎まで出来てしまい、写真をみながら日本食が恋しくなった事もありましてね、旅行記は放っておいて、魚の記事を書く事にしました。 大概どこにいっても大丈夫な私ですが、なんでしょうね、好きか嫌いかとかそういう話は別として、私自身がポーランドとは正直あまり相性が良くないようです。木曜日にクライアントがお昼に持ち帰りしてくれた寿司を食べて食あたりになり(クライアントの会社でもノロウイルスが流行っていると聞いて、私もそうだと思ったのだけど運良くそうでは無かったらしい)ガスター10を採って、まる1日水と林檎ジュースのみで金曜日の仕事を乗り越えました(かなり気持ち悪い時に食べ物を扱うのはきつかった 汗)。やっと土曜日に回復したと思ったら、今日は財布を盗まれましたよ。もう愕然と言うより開き直り。 英国、南米、欧州、東南アジア各国でも盗難の経験は無かったのですが、東洋人が非常に少ない為か(しかもせっかく休みだからちょっとおしゃれでもしてみようと気取ったせいか)気がついたら財布があるべき場所になくって焦りましたよ。カードは悪用されては居なかったようでひとまず安心。 なんでやろなー、ほんま。私の前世がナチだったりとか、へんな背景があるんやろか、、、ってそんなことはまず無いんですけどね。 ちなみに「わるしゃわ」を「ワルシャワ」を変換する際に「悪者和」と暴走族みたいな候補がでるのもなにか嫌ですね。夜露死苦並みに根性入ってます。まあまあ、みなさまもワルシャワ散策の際にはお気をつけて。
by kitsch-en
| 2010-03-22 05:03
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