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これも夏休みの宿題第2弾。 ジンジャー・エール(あるいはジンジャー・ビア)を作る事にしました。 3本実験の為に作って、昨日は最後の瓶を開けたのですが、実験から40日目の結果は中々のものでしたよ。後ほど作り方については軽く触れますが、こんな簡単な材料で不思議にも炭酸飲料って作れるんだな、ということ。微炭酸ではなくてきちんとした炭酸飲料。 市販のジンジャー・エールは一般的に甘味が強いものが多い気がするのです。私が購入する際は甘さ控えめのfever treeのものを手に取る事が多いです。どちらかというと、ラム酒を割る時にジンジャー・エールを使う機会が多いせいかもしれないのですが、お酒の味が全く味わえないくらい甘味が強いものが多いだけに、このブランドのものはさっぱりめでお勧めです。 そしてそのラム酒をジンジャー・エールで割った"Dark'N'Stormy"という飲み物はうちでも定番でもあるのですが、オーストラリアやバミューダ(英連邦の国々)では割と有名なようですね。うちではミントとレモン、時々薄切りの生姜を添えますが、一般的なレシピを見るとライムの薄切りが入るようです。 今回は甘くないジンジャー・エールを作ったので、甘くなさすぎな事を見込んで生姜とシナモン、カルダモンのシロップを作り、同じ期間冷蔵庫で熟成させました。カルダモンもシナモンもほのかに香る程度にしたので、甘辛くて美味しいです(そしてこの浸かっていた生姜はお菓子作りに役立って頂く予定)。 そしてこちらが仕込みの時の写真。 必要な物は粉末イースト、ぬるま湯、トーストしたパン1枚、生姜のすりおろし、砂糖、水、レモン汁のみです。トーストにぬるま湯で戻したイーストのペーストを塗って、水・生姜・砂糖、レモン汁を混ぜたものの上部に浮かべ、12時間ほどラップを掛けて発酵させます。パンの端の部分をみても分かるように、気泡がふつふつと湧いてきたのが約2−3時間後。そして、ラップが膨らんでいるのはガスが発生した為と思われます。生姜とイーストの残留物が入らぬように2−3回漉して、煮沸消毒した瓶に詰めます。この時点で試したときはイーストの味が強いものの、超微炭酸。 1週間後に試した物は多少炭酸が強くなりました。2週間後は撮影した写真を参照に。昨日(40日後)の最後の瓶は、かなりの炭酸の強さに驚きました(確実に市販の炭酸飲料位の発泡)。時間が経つにつれて微粒子のイーストが底に沈殿するので、時間をおいたものの方がイーストの独特の味がなくなる分飲みやすいです。そのかわり生姜の風味が落ちます。 昨日のものはシロップのみでお酒を入れずに飲んだのですが、なんだかアルコールが多少熟成したような気もするんですよね。軽く酔っていたような気がするので、またリサーチを兼ねて少々調べてみるつもり。これもまた実験を重ねて完成品を作りたいですね(いくつそういうプロジェクトがあるのやら 笑)
by kitsch-en
| 2010-09-20 19:45
| 料理
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