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• イギリス在住12年 • フードスタイリスト リンクフリーです。 お返事が遅れることがよくあります。気長にお待ちください。 →ブログランキング 写真や記事の無断使用は固くお断りします。 copyright all content ©2007-10 kitsch-en ブログパーツ
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ランカシャーホットポット(Lancashire Hotpot)は、その名の通りイングランド西部のランカシャーが発祥の名物料理、家庭料理といったところでしょうか。ラムやマトンを使った、主に羊とジャガイモ、人参、玉葱の鍋です。 卓上の鍋物はないかわりに、こちらではオーブンか弱火で長時間煮込んだシチュー、ホットポット、パイなどが、ローストなどと並んで冬の名物です。 下準備さえしてあれば、オーブンとタイマーに任せておくだけなので簡単。 今回はちょっと変わった種類のジャガイモを使ったので、少々色が黒ずんでいますが本来ならば黄金色に綺麗に仕上がります。まあ、ご愛嬌ということで失敬。 シェットランドブラック(shetland black)というちょっと変わった種のじゃがいもは、スコットランドが原産。1920年代から作られ始め、ウェイトローズ(Waitrose)が90年代から再度店頭に並べ始めたことから人気が戻ってきた種です。ローストに向いているようですよ。 皮は黒に近く(剥いてしまった後に気づいたので写真はないです)中は真っ白なのかと思っていたらちょっと黒みがかかった輪がありました。古いものではないですよ(きっぱり断言)。今回4人用で約750グラム準備しました。 大きめの玉葱1つを薄切りにし、バター25グラムと玉葱を一緒に軽く炒めた後にフライパンから取り出し、半量のじゃがいもと共に混ぜ合わせておく。残りの半分のじゃがいもは、後ほど使うので別にしておく。 オーブン調理可能の深めのお皿(キャセロール用など)か、ルクルーゼなどオーブン対応の厚底鍋の底に、このじゃがいもと炒めた玉葱を混ぜたものを均等に並べる。 2−3センチ角、ぶつ切りの羊肉(約600グラム)に小麦粉をまぶし、余分な粉を取り払ってフライパンで多少焦げ目がつくまで炒める。 炒めた後じゃがいもと玉葱の上に羊肉をまんべんなく広げ、皮をむいた人参(2等分)2本分を肉の隙間に埋め込む。塩こしょうをふりかけ、ウスターソースがあったら何滴か加える。月桂樹の葉を一枚真ん中に埋め込み、みじん切りにしたアンチョビ3匹と、残りのじゃがいもを上に乗せる。 沸騰した湯を上にかけ(肉が丁度かぶる位)、蓋をし、200度のオーブンで20分、その後140度に下げて90分、蓋を取り再度200度で25分程度でじゃがいもが黄金色になるまで焼く。 と、タイマーさえあれば簡単の一言に尽きる料理です。 、、、会計とか事務手続きを家でやっているときには便利ですよ。 あるいはテレビ見る時とか。 簡単で美味しいです。
by kitsch-en
| 2007-11-21 04:09
| 料理
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