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• イギリス在住12年 • フードスタイリスト リンクフリーです。 お返事が遅れることがよくあります。気長にお待ちください。 →ブログランキング 写真や記事の無断使用は固くお断りします。 copyright all content ©2007-10 kitsch-en ブログパーツ
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チリは海産物がとっても豊富でした。 他の食べ物の写真はこちらから見られますよ。 写真を見ても一目瞭然、チリは太平洋に面して何千キロにも渡る海岸線をもつだけに、海産物の種類は豊富です。市場ではウニ、エビ、貝類、カニなど普段食べるには値段が張るものが、割と手頃な価格で食べられるのが嬉しい所。魚もサーモンやコングリオ(アナゴの一種)などはどこでも当然のように並んでいるほか、見た事もないようなものも沢山ありました。 特に海産物に強いマーケットはサンティアゴの中央市場、サン アントニオの海産物市場です。サン アントニオの市場は海の近くにあるだけに、アシカがえさをねらって、訪れるお客さんににっこりと笑いかけているのが面白い。アシカというよりかは巨大な熊のような大きさですが、写真は以前の投稿にも出ています。 近くを通りかかる機会があったら、サン アントニオに立ち寄ってみても良いかもしれません。かなり大衆的なマーケットなので、カメラや持ち物には気をつけた方が良いかもしれませんが、一般の人たちの普通の生活の一部分を見てみるのも旅の楽しみの一つ。サンティアゴのマーケットは観光客の多くが訪れる事もあって、レストランの客引きも多いのですが、地元の人たちでにぎわうような所で食べるのが得策ですよ。 私はカニのグラタンのような、パステル デ ジャイバ(Pastel de Jaiva)というものを、相方は真中の写真のソパ デ マリスコス(Sopa de mariscos)という、海産物がたっぷり入ったスープ頼みました。両方ともガイドブックなどでおすすめの料理という事もあり、美味しかったです。 ウニなども約1000円程度でたっぷり食べられるとの事だったのだけど、残念ながら食べ逃してしまいました。スーパーなどではキッコーマンのお醤油なども売られているので、こっそりとバッグに潜ませていくのも良いかもしれません。 海辺の街に行くと日本の海岸線の定食屋のように、焼き魚や揚げ物などを出しているレストランを良く見かけます。鶏肉と魚を一緒に調理したものや、コングリオ(アナゴの一種で、写真のおじさんが捌いているもの)のフライ、サーモンや肉の上に目玉焼きが乗っているものなどがチリでは名物料理のよう。大概フライドポテトか米、あるいはサラダを添えて頼むのが一般的。これと一緒にフルーツジュースなど頼むと、かなーりお腹いっぱいになります。 サンティアゴなど大きな街のほか小さい街にも、お寿司屋さんや、日本食レストランがあったのですが、夏の時期は政府の規定で、生ものは基本的に出してはいけないらしいのです。サンティアゴでは新鮮な魚のお寿司を狙って日本食レストランに行ったのだけど、やはりお寿司は日本で食べた方がいいかな?以前銀座付近で仕事をしていたのだけど、築地がやっぱり一番信頼が高いというのは日本人びいき? いやいや、正直築地は世界一だと思います。 チリのレストランでよく食前酒として飲まれるピスコサワー(pisco sour)はブランデー、レモン、卵白と炭酸水などが入ったもので、さっぱり爽やかな味わいなのですが、難点は度数が非常に高いらしいと言うこと。たまたまサンティアゴで知り合った現地のお友達と飲みに行って、2杯飲んだら記憶がなくなってしまいました(ちなみにそんな経験、今までにありません)。 その飲み会、中央市場付近に昔からの大衆的酒場があり、有名どころのテラモト(terramoto 地震という意味)というものを飲んでいる際に、相席した地元の人たちと意気投合ではしごに至ったのですが、このテラモトという飲み物も面白いです。 チェリモヤのアイスクリームに、白ワイン、ブランデーが加わるという強者なのですが、その酒場の人たちの陽気さが示すように、非常に(異常に?)陽気になる飲み物でして、その酒場の雰囲気も含めて、地元の人たちとの金曜日気分を分かち合えて面白かったです。観光客は全くいないけれど、ロンリープラネット(英語圏版地球の歩き方のようなもの)にお勧めとして載っていました。私もおすすめしますが、上野の高架下のような雰囲気より、代官山の方が好きという方は避けた方が良いかもしれません(笑)。 何気にチリはワインよりもカクテルやビールなどの消費量が多いようで、しかも皆飲みっぷりが凄い。アルゼンチンに比べてチリの方が保守的で、車の運転などしっかり制限を守るような人たちが多いので不思議にどこか日本に似ていると思ったのですが、このあたり、国民性が出て面白かったですね。日本人も飲むの好きだしね。 二日酔いにはご注意!胃腸薬も忘れずに。
by kitsch-en
| 2008-03-10 05:24
| 南米旅行2008
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