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• イギリス在住12年 • フードスタイリスト リンクフリーです。 お返事が遅れることがよくあります。気長にお待ちください。 →ブログランキング 写真や記事の無断使用は固くお断りします。 copyright all content ©2007-10 kitsch-en ブログパーツ
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急に真っ暗になりました。 下階のテレビ、右側のデスクランプ、階段の明かりが一瞬に消えました。 しかし手元のコンピュータはなんてことはなく、スクリーンは明るいまま。バッテリーが残っているんだな? 賢い。 家中電気が落ちてしまったようなので、そのままMacBookを片手に持って階段を下りて、明るい画面を懐中電灯代わりに電気のヒューズを調べたけれど、何の不具合も見つからず「何でだろう」とちょっと不思議に思った。 ドアを開けて通りを見渡すと、電灯も、向かいの通りも、みんな真っ暗。 どうやら停電のようです。 見慣れている通りも、電気一つ付いていないと、なんだか不思議な感じです。 子どもの頃、冬場に近所の林や森に遊びに行って、日が沈んだ頃に電灯が無い暗い路地を早足で家路についた時のような気分です。明かりがない通りは怖かったな、などとちょっと昔のことを思い出した。 小学校の時は時折停電になった気がする。 土曜日のドリフの生中継のときに、どこかの会場が停電になって「しばらくお待ち下さい」という表示がでて、そのまま放映時間が過ぎてしまった日のことも未だに覚えてるなあ。確か台風の時期だったな。月曜日の朝の会話は「あのドリフはないよなー」という始まりだった気がする。何十年前の話をしてるんだかね? 停電って最近あんまり無いよね。 家の中も見渡す限り真っ暗なので、ろうそくを灯してみました。 二つつけたろうそくの一つを相方に渡した。 彼はラジオをつけて風呂に入るらしい。 私も扉越しにラジオを聴いている。 暗闇のなかのろうそくの明かりはなぜかあたたかい。 炎もまっすぐ上を向き、全くゆれずにオレンジ色の光を放っている。 窓から見えるうっすらとした木の陰と、夜空に点々と散らばる星を見渡すと、何だか自分の家が森の中に有るような気がする。 変な感じ。 もう寝る時間だな、と思って、主人と入れ替わりに風呂場に行って歯を磨くことにする。 歯を磨きながら、明日までに電気が復旧しないと朝ご飯にトースターが使えないな、などと思っていたら、パッと電気がついた。 ろうそくの明かりを吹き消して、消えたろうそくのかおりもいいな、と思う。 街灯にもあかりが戻った。 そして私は寝床につくことにする。 おやすみなさい。 illustration from www.interactives.co.uk ろうそく研究家? #
by kitsch-en
| 2007-08-10 08:23
| イギリスの生活
ロンドンに行くときにはよくふらりとCath Kidstonの店に寄ります。Covent GardenよりもMaryleborne High Stの店舗の方が落ち着いていることもあってそちらによく行きます。実際買い物というよりかは、お店の中をぶらついて満足してますね。でもキャスのお店には実用的なものが有るので便利。エプロンと布巾は重宝しています。もし行く機会がある方はご近所のConran ShopやDivertimentiにもどうぞ。タイプがちょっと違うけどキッチン関係のお店を梯子するにはお勧めです。 さてさて、イギリスをはじめ、アメリカ、日本と大人気なCathはどんな人なんでしょうかね? この彼女がかの有名なCath Kidstonです。可愛いお姉さん、という感じだけど、彼女実は47歳! Aレベルに受かり寄宿学校を終えた後、大学に行くか仕事に就くかを考えていた19歳のときロンドンへ。衝撃的にもその年にお父さんが他界し、それを機に「人生何かはじめなければ」と思い立ってインテリア関係に就職。 インテリアのビジネスを立ち上げて、多忙の中ストレスと戦う毎日を乗り越えていた36歳のときには乳がんを煩った。その頃インテリア(主にカーテン等を取り扱っていた)のみならず「実用的なものを作っていこう」というアイデアをもとに、現在のキャスのスタイルの基盤が誕生した。アイロンカバーや洗濯袋などを作りはじめ、成功していたインテリアの事業は生活雑貨の方に専念する為に閉めることとなった。 乳がんから回復して、死の深刻さをを乗り越えてきたという自信を源に、キャスはお店の立ち上げに踏み切った。私生活では長年の付き合いのパートナーの支えもあって、その後キャスのビジネスも過去9年間の間に年商24億円以上に。 そんなキャスさん、ご自宅が水玉模様や花柄で埋め尽くされているかといったらそんなことは無く、彼女は白い壁が好きなのだそうです。そんなシンプルな部屋に自然に置かれてこそ、彼女の「もの」のデザインはより引立つと考えている。 以上www.telegraph.co.ukのPretty Cleverという記事を参考に意訳してみました。原文はこちら。 なるほど、懐かしい水玉や花柄にはそんな思想が込められているんですね。 #
by kitsch-en
| 2007-07-31 08:12
| 気になる人
「ちょっとアンディ ウオーホール気取ってるな」なんて思って、朝ご飯代わりに鞄に入れた食べごろバナナ。仕事先について「さー、コーヒーと一緒に食べるよー!」と鞄に手を入れたら、、、 やばい感触。 潰れてる、、、(汗)。 仕事の前にこんなに気分が落ちることは無いっすよ。しかも朝ご飯抜きで昼間までしのがねばならないなんて。。。そんなバナナのトラウマ経験をした人たちが思わず購入を考えてしまうものがこれですね。 何だこれ? その名も「バナナケース」(そのままやん)。 お値段もお手頃な(え?)4.95ポンド(約千円)です。 Lakelandとか、www.iwantoneofthese.comで以前見かけましたが、千円も払ったらバナナ一箱買えちゃう勢いの気もしますがね。でもプラダのバッグとか持ち歩いている人などには保険もかねて良いかもしれませんね。でも使用後に持って帰るのが面倒な気もします。意見が反転しやすいですね。やっぱり買わないなー、というか要らないな。うーん、でも今後バナナの持ち歩き時にちょっと血圧が上がりそうです。私だけですね、はい。 そんななか、たまたまデザイン関係のブログをみていたら、日本でこんな商品もあったんですか?これは可愛い。これは潰れないので便利ですね。 (http://www.yayhooray.com/thread/70620/)より。まだリンクが貼れません。 #
by kitsch-en
| 2007-07-29 07:08
| イギリスの生活
昨日今日の話ではないんですけどね、たまたまBBCのニュースチャンネルを観ていたら、政治云々のお固い話はまあ最初に流して、終盤に牛と車に関する研究について放映していたのです。 まずは英国の車に対する環境規制はどんなものでしょう。 ロンドンを例に挙げてみます。 東京都もディーゼル車が廃止になり、欧州でも環境についての議論が交わされるなか、 ロンドン市内の混雑規制税(Congestion Charge)が2003年に施行。市内中心部に入る車は5ポンド(約千円)を払うという義務が課されました。 それから5年後の来年には、エンジンが大きい四駆車やトラックに更なる課税が適応されることになり、何と最高25ポンド(約5千円)の支払い義務が。多分税収をあげる為の気もしますがね。オリンピックも開催予定だしお金が必要なんです、ロンドン。 その代わりCO2排出量が少ない豊田のプリウスとか、電気自動車はこの納税義務も無ければ市内の路上駐車区域にも駐車料金を払わなくても良いのだとか。でも昔の車を大切に乗っている人とか、勿論仕事で乗らざるを得ない人には参りますよね。日本の友人も愛車が東京に行けないって嘆いていましたが、同じような感じでしょうか。 環境についての税金に当然になり始めた今日この頃、では何が環境破壊への影響が大きいのかと見渡してみると、なんと、牛? 日本でも昔牛車ってありましたよね(ありましたよねって、観たことも乗ったことも無いけどね、紫式部の時代とかですか?)、国に寄っては労働力として、欧州では食料として主にお世話になっているものの、研究者によれば牛は環境を害している可能性が高いとのこと。 1匹が1日に放出する二酸化炭素は、どうやら車1台より多いという研究結果が出て以来、新たな研究チームがこの牛のCO2減少の為にリサーチを重ねているそうです。 これも酪農業が盛んな英国だけに大問題なわけです、、、ね? というか、食べてしまえば減る訳ですよね?(そんな、かなり強引。。。) いや、でも研究している人がいるんです。牛と地球の環境を救うため。 ニュースキャスターも「困ったねー」と笑みを浮かべていました。 image from www.2modern.com #
by kitsch-en
| 2007-07-25 06:31
| イギリスの生活
久々にパトリスさんのウェブサイトに遊びに行ったら、3ヶ月くらいに見た時からかなり変わっていて、ドキドキしながら10分くらいじっくりと楽しませてもらいました。 と、ドキドキしてしまう異常さは私くらいのものかも知れないけれどね、でもちょっと未成年お断りっぽいセクシーなものが多いんですよ(目を伏せるようなものはないですよ、念のため)。 パトリス デ ヴィリアー(Patrice de Villiers)さんは雑誌や広告関係の写真家で、普段気軽に立ち読みするような雑誌や週末の新聞などで結構作品を見かけます。私は食品関係の写真となると度を超してじっくりみる癖が有るので、彼女の作品は結構知らずのうちに目についていたんですね。家にある雑誌の切り取りファイルに結構彼女の写真が入っていて、初めてお会いしたときにはそれ全く気づかず本人に「食品関係の写真は結構取るんですか?」とかなり場違いな質問をぶつける始末。恥ずかしい思いをしましたが、彼女の写真の完璧さにはうならせられます。 www.patricedevilliers.com 写真って「瞬間」を捕らえる忍耐と努力と才能が必要なんだな、とよく思います。綺麗に見せるのって簡単には行きませんねー。 (上の写真はSunday Times Style Magazineから) #
by kitsch-en
| 2007-07-21 08:58
| 気になる人
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